動作
Windowsのサービスパックをインストールしたり、WindowsUpdateを実行した場合、F*TRANの動作に影響はありますか?
- F*TRAN+の場合
影響はありません。そのまま問題なく動作します。
- F*TRAN2007の場合
サービスパックやWindowsUpdateを適用すると、一時的に動作しなくなる場合があります。 そのときはF*TRAN2007の修正インストールを行ってください。F*TRAN2006/2000の場合は、一度アンインストールをして、再度インストールし直して下さい。 F*TRANドライバNT/Vをインストールしている場合は、こちらも合わせて再インストールして下さい。
Windows のターミナルサービスやMetaFrame(Citrix Presentation Server)などを使用し、サーバ上で動作するF*TRANを別のクライアントPCから利用することはできますか?
F*TRAN製品全てにおいてサポートしていません。仮に動作してもサポート外となります。
クラスタ構成のサーバOSにF*TRANをインストールすることはできますか?
F*TRAN製品全てにおいてサポートしていません。仮に動作してもサポート外となります。
(プロセス多重起動により)複数の変換処理を同時に行うことはできますか?
F*TRAN+ V5.3 以降でサポートしています。それ以外のバージョン、および製品ではサポートしていません。特にF*TRAN2007等、IBMフロッピィディスクを扱う製品では、多重実行を行うとエラーになりますので注意してください。
F*TRAN+とF*TRAN2007は同じパソコン上で共存できますか?
OLEオートメーションを使用した場合は共存できません。それ以外でしたら特に問題なく共存可能です。
F*TRAN2007とF*TRAN+の違いは何ですか?
F*TRAN2007はIBM形式フロッピィを介したデータ変換を行うソフトです。入力か出力のどちらか一方は、必ずIBM形式フロッピィとなります。 F*TRAN+はファイル転送データなどをパソコンのハードディスク内でコード変換を行うソフトです。 ただし、F*TRAN+にはファイル転送機能はついていません。
インストール中に「○○ファイルがコピーできません」とエラーが表示されてインストールできません。
上書きインストールの場合はF*TRANのインストールフォルダを削除してから再度試してみて下さい。 システムのTempフォルダの中も整理して試してみて下さい。
Windows の64ビット版OSで動作しますか?
F*TRAN+ V6.0以降でサポートしています。
LocalSystemなどログオンユーザーではないユーザーでF*TRANは利用できますか?
F*TRAN製品全てにおいてサポートしていません。仮に動作してもサポート外となります。
新規にインストールする場合、あらかじめ旧バージョンをインストールする必要はありますか?
F*TRANを新規にインストールする場合、旧バージョンをインストールする必要はありません。バージョンアップでご購入頂いた場合でも旧バージョンのインストールは不要です。新規インストールを行って下さい。
仮想環境(HyperV、VMware)に対応していますか?
F*TRAN+ V7.0以降でサポートしています。それ以外のバージョン、および製品ではサポートしていません。
変換
COBOLのビット項目は変換できますか?
F*TRANで変換できる最小単位は1バイトです。ビット単位の変換はサポートしていません。
拡張漢字や外字が入っているデータは変換できますか?
拡張漢字や外字は、漢字対応表に登録することによって変換可能です。漢字対応表は専用のエディタで自由に編集することができます。 ただし、Windowsデータに変換した外字を表示する為には、別途OSに外字を登録する必要があります。 F*TRANには外字を登録する機能はありませんので、別途お客様で用意する必要があります。
デリミタ形式からの変換で、データ中にあるダブルクォーテーションが変換後に無くなったり、正しく変換できなかったりします。ダブルクォーテーションを残したり、正しく変換する方法はありますか?
- F*TRAN2000/98/NT/95、F*TRAN+ V1.0~V5.0、F*TRAN+ V5.3 Server/Desktop、F*TRAN IIIの場合
デリミタ形式からの変換では、変換処理において無条件にダブルクォーテーションを削除する仕様となっています。 また、項目の中に奇数個のダブルクォーテーションがあると正しく変換できません。(偶数個の場合は取り除いた上で正しく変換されます)
- F*TRAN2007/2006、F*TRAN+ V5.5 Server/Desktopの場合
初期設定では、無条件にダブルクォーテーションを削除する指定になっていますが、指定によりデータとしてのダブルクオーテーションを残すことができます。
"凜"と"熙"が新字体と旧字体で逆転して変換されてしまいます。
各ホスト漢字毎に用意された拡張漢字テーブルにおいて、第一水準・第二水準の漢字については、JIS1983年版 に符合するように登録されています。"凜"と"熙"の2文字は、JIS X 0208:1983からJIS X 0208:1990への改訂時に追加された文字です。この改訂内容について、各ホストメーカーによる対応方法が異なるので変換については注意が必要です。
ホストデータの漢字がJIS漢字コードの場合でも、Windows用のデータに変換できますか?
ホストデータがJIS83年版の場合は問題無く、変換出来ます。ホストデータがJIS78年版の場合には、 F*TRANは、第一水準・第二水準入替え文字の22組分を入替えずに変換します。入れ替えて変換する場合は、22組 を拡張漢字テーブルに登録する必要があります。
シフトJISの“桧”を、富士通(JEF)もしくはNEC(JIPS・内部コード)のデータに変換すると、異体字の“檜”に変換されてしまうのですが…?
F*TRANは富士通およびNECの漢字変換においては、標準でコードポイント優先の変換をする仕様となっています。字形優先の変換をされたい場合は、それぞれの拡張漢字テーブルに対して、出荷時に効力が無効(-)になっている項目を有効化する必要が有ります。
漢字変換をしたときに全角スペースが半角スペース2つに変換されてしまうのですが?
設定により変更することが可能です。F*TRANを起動してメニューから「変換設定」を開き、画面の「詳細設定」ボタンを押します。 「ホスト漢字スペース」「Win漢字スペース」欄でそれぞれ全角スペースにするか半角スペース2つにするかを設定できます。
COBOL上で、数字の123を、“0012C”と、-100を“0010}”と表示されるデータは変換できますか?
サポートしています。 ご質問のデータは、符号付き(サイン付き、または、S付き)ゾーン形式です。 符号付きゾーン形式では、最終バイトに符号と数値の最後の桁がいっしょに入りますので、文字データとして扱いますと正しく表示されません。
F*TRANシリーズでは、このゾーン形式の符号付き・符号無し、小数部あり・小数部なしデータに対応しています。 また、JIS8系(東芝形式)ゾーン形式も対応しています。
パック形式(内部10進、COMP3など)のデータは変換できますか?
サポートしています。 パック形式とは、ホスト側でCOBOLの数値項目を扱う際に、1バイトで10進2桁を表現するスペース効率の良い形式です。
F*TRANシリーズでは、このパック形式(符号付き・符号無し、小数部あり・小数部なしを含む)データに対応しています。 また、JIS8系(東芝形式)パック形式も対応しています。
NEC漢字は、変換できますか?
サポートしています。
なお、JIPS(E)と内部コード(E)のどちらかの漢字コードのご使用をお薦め致します。
IBM漢字は、変換できますか?
F*TRAN2007/2006/2000/98/NT/95/+ではサポートしています。F*TRAN IIIではサポートしていません。
(株)や(有)などのJISの第一水準、第二水準から外れる漢字の変換は可能ですか?
F*TRAN2007/2006/2000/98/NT/+で本格サポートしました。
1つのファイルにレイアウトの違うレコードが複数入っている場合の変換はできますか?
F*TRAN2007/2006/2000、F*TRAN98 V1.5、F*TRAN/NT V1.5、F*TRAN+ V2.5以降でサポートしました(ただし、レコード長は固定の場合)。詳細はそれぞれの製品のページでご確認下さい。これら以外のバージョン、およびF*TRAN IIIではサポートしていません。
ANK項目と漢字項目が混在したデータは変換できますか?
サポートしています。 MAP設定を行うことで可能になります。
日付データを変換できますか?
F*TRAN+ V2.0以降、F*TRAN98 V1.5、F*TRAN/NT V1.5、F*TRAN2007/2006/2000ではサポートしています。それ以外のF*TRANシリーズではサポートしていません。 日付データを変換する手順は次の通りです。
- 年設定(日付データ2桁の年の扱い、ウィンドウ方式またはシフト方式の指定)
- 日付区切り設定(日付データ出力時の日付区切り記号の指定)
- 日付項目変換(日付データ変換時の日付マスク指定)
この3つの指定をマップ設定で記述します。1)、2)を省略すると、年設定はウィンドウ方式で1930年より(入出力とも)、日付区切りが“/”となります。 それぞれの指定方法は次の通りです。
- 年設定
日付データの年の2桁(yy)と4桁(yyyy)の交換を行う場合、ウィンドウ方式とシフト方式の概念を採用しています。 ウィンドウ方式とは、19xx年(基準年)から100年として扱う方式です。ウィンドウ方式で“30”と指定すれば、実際のデータは次のようになります。
シフト方式とは、西暦からnn引いた値の下2桁のデータを扱う方式です。一般には、nn=25(昭和通年方式)、nn=88(平成通年方式)、nn=28(暦一巡方式)などがあります。シフト方式で“30”と指定すれば、実際のデータはつぎのようになります。
- 日付区切り設定
日付データを出力する際に指定できる日付区切り記号を指定します。指定できる記号は“/”、“-”、“.”の3つです。
- 日付項目変換
日付項目変換では変換する日付データの入出力双方の日付マスクを指定します。使用できる日付データの編集指定はつぎのとおりです。
注意
- 出力時、和暦の年号/元号の最終年は、次年号/元号の元年(01)になります。
- 入力側に(*1)の日付マスク指定(日付区切りがある4桁の年指定)をし、実際の日付データの年が2桁以下であった場合は、無条件にウィンドウ方式による拡張を行います。
実際には、日付マスク分の長さが編集対象になります。たとえば“yyyymmdd”と指定すれば、8バイトのデータの編集を行います。 入力側に“yy-mm-dd”のような日付区切りのある指定をした場合は、8バイトの内容が“98 12,31”であっても、“98-12-31”と同等のデータとして扱います。つまり、数字(0~9)以外の文字を日付区切り記号とみなします。 なお、COBOLの数値データ(ゾーン、パック)を直接Windowsの日付データへと変換することはできません。
F*TRAN+とF*TRAN2007については、日付変換に於いて平成以降の新元号には対応しておりませんのでご注意下さい。変換対象のデータに和暦を想定したデータがある場合は西暦に変更した上でF*TRANをご利用頂く必要があります。なお、和暦を想定したデータが存在しない場合、F*TRANをご利用の上で元号変更による影響はございません。
F*TRANの変換後データ(CSV形式)をEXCELで読み込んだ時に数値データの前ゼロが省略されてしまうのですが? (メモ帳で確認すると前ゼロは正しく表示されています)
このケースはデータを取り込む際にハイフン(-)やスラッシュ(/)のない数値データの前ゼロを省略してしまうアプリケーションを使用されている場合におこりますので、詳細な対応方法については、アプリケーション(EXCEL等)の開発元にご確認下さい(F*TRANの変換の問題ではありません)。 ただし、対象データが日付データの場合は、日付データ変換機能を持つF*TRAN(F*TRAN2007/2006/2000、F*TRAN98 V1.5、F*TRAN/NT V1.5、F*TRAN+ V2.0以降)をご利用戴くことで対処することも可能です。
なお、EXCEL側の対応方法については参考として一例を記載します。 対応方法例(EXCELの表示形式を変更する)
例1) 2000年1月1日を表す6桁の数値項目を読み込んだ場合の対処方法
000101(インポート前)→101(インポート後)
このケースで、インポートした後に前ゼロを付加したい場合は、以下の操作を行います。
EXCELでインポート後に対象のセル列を指定し、マウスの右クリックで「セルの書式設定」を選ぶ。
「表示形式パネル」の分類で「ユーザ定義」を選び、種類に000000を入力しOKとする。
例2) 〒004-0000を表す7桁の数値項目を読み込んだ場合の対処方法
0040000(インポート前)→40000(インポート後)
このケースで、インポートした後に前ゼロを付加したい場合は、以下の操作を行います。
EXCELでインポート後に対象のセル列を指定し、マウスの右クリックで「セルの書式設定」を選ぶ。
「表示形式パネル」の分類で「ユーザ定義」を選び、種類に000-0000を入力しOKとする。
2進形式数値の変換はできますか?
F*TRAN2007/2006/2000、F*TRAN+ V3.0以降でサポートしています。 COBOL、Visual Basic、Basic、C、C++などで定義できる2進形式数値の変換ができます。
浮動小数点数の変換はできますか?
浮動小数点数はF*TRANでは扱えません。
日本ユニシス(旧バロース系)は変換できますか?
F*TRANで用意している日本ユニシスのコードは日本ユニバック系です。 バロース系のデータの場合は、F*TRAN側で設定を変更する必要がありますが、設定を行っても、使っているバロース系コードの形態によっては対応不可能な場合もありますのでご注意ください。
WindowsVista/Windows Server 2008以降で採用されたJIS2004文字コードは変換できますか?
JIS2004文字コードの変換には対応していません。 F*TRAN2007、又はF*TRAN+の対応OSはあくまでそのOS上での動作を保証しているものです。
1バイトが9bitの環境で作成したホストデータは変換できますか?
1バイトが9bitの環境で作成したデータはF*TRAN製品では変換できません。1バイトが8bitの環境で作成したデータを変換してください。
仕様
漢字対応表には何文字まで登録可能ですか?
F*TRAN+ V5.0以降は最大12000項目まで登録が可能です。 F*TRAN2007、F*TRAN+ V4.0は最大4000項目まで登録が可能です。
マップ設定では何項目まで登録が可能ですか?
F*TRAN95、F*TRAN98/NT V1.0、F*TRAN+ V2.0までは1,000項目、F*TRAN98/NT V1.5、F*TRAN2000、 F*TRAN2006、F*TRAN2007、F*TRAN+ V2.5以降は2,000項目まで登録が可能です。
指定できるレコード長や変換可能なデータサイズに制限はありますか?
- F*TRAN2007の場合
- レコード長/ブロック長は6656まで指定が可能です。(拡張形式で2HD-256フォーマットの場合の規約値です。形式が他の場合は異なります)
- マルチボリュームはフロッピィ99枚まで可能です。
- IBMファイル名は基本形式で8文字、拡張形式と半拡張形式で17文字ですが8文字に制限する場合が多いです。
- F*TRAN+の場合
- レコード長は32767まで指定が可能です。
- ファイルサイズはV2.0までは2Gバイト、V2.5からは4Gバイトまで変換が可能です。
F*TRANのスクリプトファイル(拡張子が.FT5や.FP5のファイル)をコマンドから呼び出して実行する方法はありますか?
FTコマンド(F*TRAN+の場合はFPコマンド)のあとにスクリプトファイル名を記述します。
(例)スクリプトファイル名が「script.ft5」の場合
- コマンドから起動 : c:¥>ft script.ft5
- バッチから起動 : start /w ft script.ft5
Copy句読み込み機能とはどういう機能ですか?またマップからCopy句も作れますか?
COBOLのCopy句を読み込んでマップ設定に展開する機能です。逆にマップ設定からCopy句は作成できません。
「COBOL Copy句読み込み」でレイアウト情報を取り込んだ場合COBOL数値項目の入力側はどうなりますか?
「COBOL Copy句読み込み」では入力データがCOBOLデータでそのCOBOLデータのCopy句を読み込む事を想定しています。 そのため、COBOL数値項目の入力側は必ずランダム系(「ゾーン」あるいは「パック」)となります。 該当の箇所の入力側をテキスト系にしたい場合はマップ設定(簡易/詳細)画面で入力側を「表示」に変更してください。
OLEオートメーションとはどういうものですか?
F*TRAN2007/2006/2000、F*TRAN+ V3.0以降でサポートしています。 F*TRANをユーザーアプリケーションの部品として利用することが可能になり、コマンド行方式では難しかった処理(マルチボリュームのきめこまかな制御など)も柔軟に構築できるようになります。
- F*TRAN2007/2006/2000の場合
- F*TRAN+の場合
汎用機・オフコンから直接出力したMOのデータ変換はできますか?
残念ながらオフコンから出力されたMOの認識を直接F*TRANで行なうことはできません。 FDで移行しF*TRAN2007等で変換するか、通信ソフト(FTP等)でWindowsファイルにダウンロードしF*TRAN+でコード変換することをご検討下さい。 なお、MOでも中のファイルをWindowsで直接認識できる場合はF*TRAN+でコード変換することは可能です。
MAP設定をパラメータファイル(拡張子:.P)として保存し、コマンドラインから呼び出すと 「パラメータが余分です」のエラーメッセージがでるのですが…?(メニュー画面からの変換では同じMAP設定でうまく変換できます)
MAP機能で設定・保存したパラメータファイルをコマンドラインから呼び出す場合は、/MAPコマンドをコマンドライン上かパラメータファイル内に記述する必要があります。 もし、コマンドラインで使用した場合のみこのエラーメッセージが表示される場合は、以下の方法で/MAPコマンドを記述して下さい。
- コマンドライン上に記述する場合
コマンドラインのパラメータ呼び出し記述“++”の前に“/MAP”の記述を挿入して下さい。
例 FT GetData A:* C: /MAP ++パラメータファイル名 - パラメータファイル内に記述する場合
パラメータファイルをF*TRANのMAP(詳細)かテキストエディタ(Windowsのメモ帳等)で開き、設定内容の先頭に“/MAP”の記述を挿入して下さい。
例 /MAP ANK1,ANK5,KANJI10,~
なお、メニュー画面から変換実行する場合やスクリプトファイルとして保存して変換実行する場合は /MAPコマンドが自動的に機能しますので上記記述の必要はありません。
拡張漢字対応表エディタで、特定の外字のコードを入力しようとすると、ビープ音が鳴って入力を受け付けないのですが、なぜですか?
KKTファイルには、“現在指定されている漢字コードにて利用可能なコードエリア”の情報が組み込まれています。この範囲外に登録されている漢字を変換するための設定はできません。
連携プログラムからF*TRANを呼び出して利用していますが、あるファイルを変換する際、エラーコードが「255」で異常終了してしまいます。この「255」とは、どういうエラーを意味するのですか?
F*TRANがプログラムから呼び出されて変換処理を行った場合、終了コードを返しますが、
- 正常終了の場合に「0」
- 異常終了の場合に「0」以外
という仕様になっています。「255」以外にもいろいろな終了コードで終わることがありますが、いずれの場合においても、“異常な終了であった”ということ以外の判断はできません。
「インストールモード」とは何ですか?
F*TRAN+ V5.3以降、及びF*TRAN2007はインストール時に「標準インストールモード」と「5.0互換インストールモード」の2種類が選択出来ます。 「標準インストールモード」でインストールを行った場合、従来のバージョンと異なるフォルダ構成でインストールが行われます。 従来のバージョンと同じフォルダ構成でインストールを行いたい場合は「5.0互換インストールモード」を選択してください。
注 OSにより「互換インストールモード」を選択できない場合があります。
注 F*TRAN+ V6.0では「標準インストールモード」の場合、詳細のログが出力できます。
その他
JEF拡張異体字変換テーブルとは何ですか?
JEF拡張異体字変換テーブルは、F*TRANで使用するオプションデータです。 本オプションを使用すると、富士通ホストJEF拡張漢字をWindowsシフトJISへ変換する際に、 表現できる漢字がF*TRAN標準の746文字から1178文字増えて1924文字となり、JEF拡張漢字の約45%が変換可能になります。
本オプションはF*TRANの拡張漢字テーブル(KKT)の形で提供されます。 本オプションで追加される1178文字は、本来WindowsシフトJISでは表現できない漢字を「異体字」として割り付けを行います。
登録内容(抜粋)
注意:
本オプションは、JEF拡張漢字のすべてを表現可能にするわけではありません。
全JEF拡張漢字の約45%をWindowsのシフトJISに割り当てるテーブルです。
本オプションが有効になるのは、ホストからWindowsへの変換の場合のみです。その他のWindowsからホストなどへの変換は本オプションを適用しても従来と変わりありません。